看護部
診療科・部門
看護部の理念
私たちは、患者さん・ご家族の気持ちに寄り添い、信頼される質の高い看護・介護の提供を目指します。
基本方針
- 患者さんやご家族の人間性を尊重した看護・介護を提供します
- 専門職としての知識・技術の向上と人間力の向上を目指し、自己研鑽に努めます
- 患者さん、ご家族を中心としたチーム医療を推進し、専門職の一員として役割を果たします
- やりがいを持って働き続けられる職場環境作りに努めます
部署の紹介
外来
外来では、「内科」「小児科」「眼科」「整形外科」「耳鼻咽喉科」「婦人科」の診察科と「化学療法」を担当しています。診療科によって求められる知識や技術が異なることから、複数の診療科で経験を積むことにより幅広い知識と技術の習得に努めています。
診療科が多いことから毎日多くの患者さんが来院されます。安心して快適に受診いただけるよう、多職種も含めて職員間で協力し受診環境の向上に努めています。
透析室
透析室では、21床の透析装置を有し地域の患者さんに安全で最新の透析治療を提供しています。医師をはじめ、看護師・臨床工学技士・管理栄養士などが患者さんご本人はもちろんのこと、ご家族に対しても身体的・精神的に支えることを心がけ、安全、安心な透析治療の提供に努めています。
病棟
3つ病棟で構成され、「急性期一般」「地域包括ケア」「小児慢性」の病床機能を有しています。
急性期一般
「急性期一般」の病床では、内科を中心とした急性期疾患の患者さんや救急搬送された患者さんのほか、眼科の術後患者さんなどを受け入れ、総合的な診察ならびに治療を行っています。
入院時から退院後の事を見据え、安心して地域へ戻っていただけるように患者サポートセンターを通して地域のケアマネジャーと連携し、退院後の生活が送れるよう支援します。
地域包括ケア
「地域包括ケア」の病床では、急性期治療を終えた患者さんや高齢者を中心とした急性増悪の患者さんに対し、経過観察のもとでリハビリテーションを提供し、在宅復帰を見据えた看護を提供しています。
小児慢性
「小児慢性」の病床は、慢性的な疾患をもつお子さんが入院される病床で、長期に入院が必要なお子さんには、併設されている新潟県立吉田特別支援学校と連携して、治療と教育の両立が図れるよう努めています。
安全・安心な療養環境を整え、職員の知識や技術の向上と多職種連携のもとで患者さんに寄り添った看護を提供し、早期の回復と在宅復帰の支援を目指します。
その他看護部の取り組みについて
緩和ケアへの取り組み
癌をはじめ生命を脅かす病気の患者さんやそのご家族に対し、緩和ケアの認定看護師が中心となり、医師や薬剤師など様々な職種との連携のもとで、その人らしさを大切に生活の質を保てるよう苦痛や苦悩に寄り添いながら、ご支援させていただきます。
皮膚・排泄ケア 認定看護師
皮膚・排泄ケア認定看護師とは、創傷(褥瘡や手術の跡、瘻孔など)、ストーマ(人工肛門や人工膀胱)、失禁(便や尿の漏れ、それに伴うケア)などの方々を対象に、専門的なケアを提供する看護師のことです。
排泄や排泄に伴う皮膚の悩みは、人には相談しにくいものです。患者さんやご家族の悩みに寄り添い、その人らしい快適な生活を過ごすことができるよう、お手伝いさせていただきます。その為には、傷や体の一部だけを見るのではなく、その人がどんなケアを必要としているのかを第一に考え、お手伝いさせていただきたいと思います。
糖尿病療養指導への取り組み
糖尿病の患者さんは年々増え続けています。
糖尿病は、糖尿病からくる余病を防ぐことが大切です。食事と運動を生活にうまく取り入れることで、病気を持たない方よりも健康的に過ごすことができます。
そのお手伝いをすることが、糖尿病療養指導士の役割です。
現在、外来通院中の糖尿病患者さんの療養生活を支援する個別相談(予約制)を実施しています。
糖尿病を持ちながらも、その人らしく、より良い生活が過ごせるよう、改善策を一緒に考え、医師と相談をしながら治療に反映しています。
困りごとや疑問などがございましたら、お気軽に内科外来までお問い合わせください。
小児アレルギー疾患への取り組み
小児アレルギーエデュケーターとは、小児のアレルギー疾患における教育・相談・支援を行う資格を持った看護師です。喘息やアトピー性皮膚炎、食物アレルギーなど、アレルギー疾患をもつお子様やご家族が病気を理解し、治療に前向きに取り組めることで、その子らしい健康的な生活が送れるよう支援していきます。また、地域の皆様にもアレルギー疾患を理解していただけるように活動しています。