歯科・歯科口腔外科

診療科・部門

歯科・歯科口腔外科

口と口周りのさまざまな症状に

当科では一般歯科治療としてう蝕や歯周病など歯や歯ぐきの治療、義歯製作や調整などといった治療を行っています。その他、様々な外来小手術や口腔粘膜疾患などといった歯科口腔外科分野の治療も行っています。

いずれの治療においても高齢者や有病者など、一般の診療所では治療が困難な症例にも対応しています。

対応疾患について

  • 歯の疾患(う蝕、破折、親不知など)
  • 歯ぐきの疾患(歯周病、歯肉膿瘍など)
  • 口腔粘膜疾患(口内炎、白板症、扁平苔癬など)
  • 炎症(智歯周囲炎や顎骨炎など)
  • 外傷(口腔内外の裂傷など)
  • 嚢胞性疾患(歯根嚢胞など)
  • 顎関節疾患(顎関節症、顎関節脱臼など)
  • 唾液腺疾患(唾石症、粘液貯留嚢胞、唾液腺炎など)
  • 神経疾患(三叉神経痛など)
  • 歯科心身症(舌痛症など)
  • その他(歯科ドックなど)

当科での歯科治療は地域との連携のもとに成り立っており、特徴は近隣の歯科診療所や医科診療所、院内他科などからの紹介患者さんが多く、外来新患の70%以上を占めています。開業医さんや院内他科の先生が診断や治療で困った時に常に対応できるよう心がけています。治療内容や患者様の状況によっては入院下での治療にも対応しています。また新たに開院した済生会県央基幹病院の他、新潟大学医歯学総合病院や長岡赤十字病院など高次医療機関との連携も良好で、高次歯科医療が必要な際には迅速な紹介も可能となっています。済生会県央基幹病院との連携では基幹病院での手術前後の周術期口腔機能管理なども行っていきます。

今後、当院は地域包括ケア病床を拡充、回復期リハビリテーション病棟を開設していく予定です。それに伴い、入院患者さんの口腔ケアや口腔機能管理にも今以上に力を入れていく予定です。